最近何かとネットニュースで見かける西村博之さんの著書。
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本書はひろゆきさんなりの人生の生き方や考え方が書かれています。
■優先順位について
ネット上では有名だと言われている「壺の話」が書かれていたので紹介します。
ある大学でこんな授業がありました。
・教授は大きな壺を教壇にあげ、岩を一つ一つ入れていきました。
そして学生へ問いました、「この壺は満杯か?」学生は「はい」と答えました。
・教授は「本当に?」と問い、次に教壇の下からバケツいっぱいの砂利を取り出して入れました。砂利は岩と岩の間を埋めていきます。
そして学生へ問いました、「この壺は満杯か?」学生は「多分違うだろう」と答えました。
・教授は「そうだ」と笑い、次に教壇の下からバケツいっぱいの砂を取り出して入れました。砂は砂利と砂利の間を埋めていきます。
そして学生へ問いました、「この壺は満杯か?」学生は「いや」と答えました。
・教授は最後に教壇の下から水差しを取り出して入れました。水は砂と砂の間を埋めてツボの縁までなみなみ注がれました。
そして学生へ問いました、「僕が何を言いたいかわかるだろうか?」
・学生は「どんなにスケジュールが厳しい時でも最大限の努力をすれば、いつでも予定を組み込めると言うことです」と答えました。
・教授は「それは違う」と言った。
教授は「重要なのはそこではない。この例が私たちに示してくれる真実は、大きな岩を先に入れない限り、それが入る余地はその後二度とないということなんだ」と言った。
教授は「君たちの人生にとって大きな岩とは何だろう。仕事であったり、志であったり、家庭であったり、自分の夢であったり」
教授は「ここで言う大きな岩とは君たちにとって一番大事なものだ。それを最初に入れなさい。さもなければ君たちはそれを永遠に失うことになるだろう」
ひろゆきさんは、この話を例として挙げ、人生において何を優先させるか、それこそが毎日を幸せに生きるコツだと説いていきます。
優先順位をつける。何を捨てて何を取るか。これは中々難しいことですよね。^^;
一つの指標として、「修復可能かどうか」と言う判断軸を持つことで、後回しにするかどうかの優先順位がうまくいく、と書かれていました。
大きな岩と壺の話でもあったように不可逆的に戻らないものを優先させると後悔が減る、と言うことです。
論破王と言われるだけあって説得力があります。(^^)
その他にも、様々なエピソードと思考ツールが描かれた「1%の努力」
自分の生き方に対して不器用だと感じている人は何かヒントが得られるかもしれません。
おすすめです。