ようおまいりでした。

旅の記録や日々感じたことを自由気ままに夫婦で綴っていきます

【京都さんぽ】夏の京都ぶらり旅-八坂神社~無碍山房~御金神社-

京都にあるめがね屋さんにめがねの修理をお願いしに行くついでに京都散歩してきました。コロナの影響で国内外からの人々の往来が少なくなり今までにない静かな京都を歩きます。

 

≪散歩ルート≫

八坂神社-菊乃井 無碍山房(京都高島屋)-錦市場-京都ことこと-御金神社

 

1.八坂神社

京都三大祭りである祇園祭が行われる神座としても有名な八坂神社。

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東大路通に面して建つ西楼門は有名ですが、今回訪れた際には祇園祭が行われる時期の後ということと、コロナの終息の願いもあって疫病退散と書かれた朱色ののぼりが立っていました。地元の人からは「祇園さん」との愛称で親しまれる八坂神社の祭神は素戔嗚尊とその妻櫛稲田姫命、そしてその御子である八柱御子神。今まで何度もお参りしてますが、親子の神様がまつられていることを初めて知りなんだかほっこりしました。

 


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八坂神社参拝の後は河原町方面に向かいます。コロナの影響と朝早くだったこともありり、ほんとに人がいなくて寂しく感じます。

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四条大橋を渡るときってついつい鴨川のこの景色を撮ってしまうのはなんででしょう。でも毎回京都に来るたびこの景色を見ているので、京都といえばここというくらい私のベストスポットという感じで来るたび元気もらいます。この景色も今日は人の姿がほとんどないです。

 

2.菊乃井 無碍山房 京都高島屋店

次にミシュラン3つ星を持つ京都の老舗料亭「菊乃井」が手掛ける甘味サロン「無碍山房」の京都高島屋店に行きました。

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私はできたて本わらび餅、主人は季節のパフェであるメロンパフェを注文。

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店内はカウンター席になっていて、落ち着いた雰囲気です。
注文後目の前で職人さんが本わらび餅を練り上げてくれます。

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弾力のあるわらび餅をスピード、リズムよく練り上げていてこれを毎日注文がある度に練っていると思うと職人さんて本当にすごいなと感心してしまいました。
練りたてのわらび餅をお箸で救うとプルプルと輝いています!器も素敵!

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できたてのわらび餅にきな粉をまぶし、黒蜜をかけていただきます。

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口に入れると香ばしく香り豊かなきな粉の風味、そしてコクのある黒蜜の甘さがほんのりあたたかい弾力あるわらび餅と相まって幸せな気持ちに包まれます。

こちらが主人が頼んだ季節のパフェ(メロンパフェ)。

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今回は3月にできたばかりの高島屋店でいただきましたが、次回は高台寺近くにある菊乃井本店横のサロンでよく雑誌などでも取り上げられている宇治抹茶をふんだんに使った人気の『無碍山房濃い抹茶パフェ』を味わいに訪れようと思います。

 

3.FACE CODE

職人さんがこだわってつくるオーダーメイドの眼鏡屋さん、FACE CODE。数年前に主人の眼鏡探しをしているとき偶然見つけたお店です。

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FACE CODEのオリジナルフレームはすべて福井県鯖江産。眼鏡職人のスタッフさんはお店に入った瞬間一目見てお店の眼鏡と気づいてくれて愛情深さが伝わってきます。このコロナ禍で客足も遠のく中、創作意欲にかられオリジナルサングラスを制作されたそうで、工房横にはおしゃれかつ個性的なサングラスが並んでいました。夫婦2人の眼鏡の修理もあっという間にしてくださいました。これからもお世話になります。

 

4.錦天満宮

京都の繁華街に突如現れる錦天満宮。

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錦天満宮は学問の神様で有名な菅原道真生誕の地とも伝えられている菅原院があった場所に創建された「歓喜寺」の鎮守社として建てられたのが始まり。現在の場所へは1587年に豊臣秀吉の都市計画の際に移されたそうで、もともとあった場所には菅原院天満宮神社が建てられているのだとか。社務所前には他ではあまりみかけない年季のはいったからくりみくじがあります。

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学業成就に加え、商売繁盛、招福や厄除け、災難除けにもご利益があるそうです。
繁華街にありながら鳥居をくぐると澄んだ空気にかわるので不思議ですね。

 

5.錦市場

江戸時代から続く京都の台所、錦市場に初めて立ち寄りました。

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新鮮な魚、野菜、お惣菜、漬物など活気あるお店が所狭しと軒を連ねています。歩いているとすずめの丸焼きを発見。(インパクト強すぎて写真を撮るのを忘れました)すずめの丸焼きは伏見稲荷名物と聞いていましたが、錦市場でも食べられるんですね。すずめは豊作の象徴である稲を食べるので昔から大敵として退治するためにすずめの丸焼きが生まれたのだとか。ビジュアル的に抵抗はありますが、一度はトライしてみたいですね。錦市場の中間あたりにはこんな「猫まっしぐら」というインパクト大な猫モチーフの和雑貨を取りそろえるお店もありました。壁面にもおっきな猫が描かれています。

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今回はこのあとご飯を食べるので見るだけでしたがだし巻き屋さんや京豆腐をつかった スイーツが楽しめる「こんなもんじゃ」さんはすごく気になったので、次回は必ず立ち寄りたいと思います。 

6.京都 ことこと

烏丸御池にある京都の郷土料理が楽しめる「京都 ことこと」はホテル東急ステイ京都両替町通に併設されています。

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店内は京町屋の落ち着いた雰囲気で吹き抜けになっているので、とっても開放感があります。私は湯葉丼、主人は親子丼を頼みました。

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どちらもおだしが効いていてとっても美味しいです。メインを頼むと手作り豆腐、お替り自由のおばんざい、みそ汁、デザートにかりんとうまでついてきてかなりのボリューム!なのにコスパもよくておいしくて、すっかり気に入りまた来たいと思います。

 

7.御金神社

金運上昇を求めて多くの人が訪れる御金神社。遠くからもよく目立つ黄金の鳥居が目を引きます(個人的に業の深さを感じずにはいられないですが)。

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ですが調べてみると祀られている御祭神はれっきとした神様で、主祭神が金属と鉱物の守り神「金山毘古命」そして天照大御神と月読命です。金山毘古命は伊弉諾、伊弉冉の皇子であり天界の位の中では第一の神なんだそう。三金神社はもともとは民家の中にひっそりと祀られていましたが、1883年に社殿が創建され、近隣の人から金神様と親しまれて参拝されるようになったそうです。

 

街中にいてもパワーをもらえる京都は何度来てもいいですね。主人もすっかり気に入ったので、今後も頻繁に京都散歩できそうです☺