ようおまいりでした。

旅の記録や日々感じたことを自由気ままに夫婦で綴っていきます

【至高の果物】#2 過去最高峰のスイカを見つけました(尾花沢スイカ)

〜【至高の果物】とは、果物好きの私が美味しいと思ったオススメ果物を品種レベルで紹介する記事です〜
※スイカは野菜ですがご容赦ください^^;
春の終わりから夏にかけて、週に何回も買うほど大好きなものがあります。

それがスイカです。
毎年たくさんのスイカを購入してきた私ですが、今年は過去最高峰に美味しい品種を見つけました。

それがこちらの山形県の「尾花沢スイカ」という品種。
有名な品種のようなので既にご存知の方も多いかもしれません。

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尾花沢スイカの魅力は大きく二つ。

一つ目は、とにかく甘いこと。これは食べてみないとわからないですが、過去最高峰に強い甘みを感じられるスイカでした。糖度12度くらいあるのではないでしょうか。スイカって切った時の中心部分は皮に近い部分に比べて甘くて美味しいですよね。でも尾花沢スイカはどこを食べても、スイカならではの甘みを感じることができました。

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二つ目は、シャリシャリとした食感。尾花沢スイカはとにかくシャリシャリ食感。歯でシャリシャリの爽快な食感を楽しんで、下で強い甘みを感じることができるのです。夏本番になると、ベチャッとしたスイカが多く、美味しさが半減しているものも多いですが、尾花沢スイカは八月過ぎても毎回しゃりしゃりのものが多かったです。5、6月の出始めのスイカのような食感でした。 

あまりの美味しさに感動し、なぜこんなに美味しいのか調べてみました。
そもそも勉強不足で、尾花沢ってどこ?というレベル。。^^;

調べてみると、尾花沢スイカは山形県の北東部に位置する尾花沢市で生産されたスイカの総称。この尾花沢市は、なんとスイカの生産量日本一の場所でした。
この地方は、山々に囲まれた盆地。日本海から東北にかけて流れる湿潤な空気が山を越えて反対側に吹き下りた際に、風下側で乾燥した高温の風が吹くこと(フェーン現象)により、昼間は40度越えを記録するほど暑くなります。一方で、海岸沿いの地域ではなく、熱しやすく冷めやすい内陸地域のため朝晩は涼しくなります。どうやらこの昼夜の寒暖差が上記2点の美味しさを引き出しているようです。

市やオンラインショップなどのHPを見てみると、昼間の十分な光と暖かさによって光合成が盛んに行われて養分がたっぷりと作られ、夜の低温がスイカの呼吸を抑えることで蓄えられた養分が使われることなくそのままスイカの糖分となる、とか、大胆な間引きや品質管理を徹底されているなど、調べれば調べるほどたくさんの理由があるようです。

夏もいよいよ終盤になりますが、皆さんもぜひ一度、尾花沢スイカをご賞味ください!!