コロナ禍のため様々な会社でテレワークが推奨され、在宅勤務が当たり前になりました。
私のテレワーク（在宅勤務）歴は、2020年3月から始まってもう１年以上経ちます。
在宅勤務で仕事の効率を上げるには仕事の環境を整えるのが一番大切です。
今回は新たに物を買わず、どなたでも簡単に適切な在宅勤務環境を整えることができる方法をご説明します。
■在宅勤務で大事なのはデスクの位置■
１年以上在宅勤務を通して、私はデスクの「位置」が実は一番大事なのではないかと考えるようになりました。
在宅勤務では、必ずと言っていいほど、オンライン会議が入ります。
大事な会議だと、ビデオONで顔を写しながら話すことになりますね。
結論から言うと、会議の時にビデオONで自分の顔が逆光にならず、背景も気にならず、そして会議ではない時には集中して作業できる、そんなデスクの配置、レイアウトが重要なのです。
そして、こちらのデスクの位置がこれらを全て満たす最強のレイアウトなのです。
順を追って説明します。
■当初の私のデスク位置■
まず、テレワークが始まる前は私の仕事部屋のレイアウトはこのような感じでした。
北側の壁にデスクを寄せ、ベランダ側の横に置いて、北を向いて座るように配置されています。
これの何が悪かったのでしょう。
この配置で最も悪かったのは、ビデオ会議の際に、逆光になって自分の顔がとっても暗く写ってしまうことです。原因は、部屋の照明が自分の背後にあり、さらに東側から日光が入ることでカメラがこれらの光に当たり相対的に自分の顔が暗く写るのです。
実際に会うわけでなく画面上だけでやりとりするビデオ会議において、自分の顔が暗く写ってしまうと、とても印象が悪く、相手も私の感情が伝わらない状況になってしまい、会議がとてもやりづらいのです。
■逆光を防ぐためにレイアウトを変更するも・・・■
私はすぐさま、模様替えしました。逆光を防ぐため、デスクの位置をベランダ側に動かし、東向きに座るように配置しました。
これだと、日光に自分の顔が当たってビデオ会議でも顔が明るく写りました。
ただ、ここでも問題発生。。
東側に向くと、顔は明るく映りますが朝日の強烈な直射日光が当たって、目が痛い、、さらに紫外線がすごい。。
後、部屋の背景が写ってしまうのも問題です。当然、ビデオ会議中には背景の画像を設定することで、カメラに映る自分の後ろ側の部屋の様子は隠すことができます。ただ、うっかり設定し忘れていたり、一瞬処理落ちか何かで写ってしまうこともあります。私はそもそもこの背景画像の設定が好きではありません。顔を自動で切り取ってくれるのですが、頭や髪の一部などががうまく切り取られず、少し動いたときに切り取りがうまくいかないこともあるからです。
さらにこのレイアウトはもう一つ問題がありました。
それは、自分の背後にドアがあるということです。
調べてみると「背後の法則」とも呼ばれるようで、人は自分の背後にドアがあると、無意識に目の届かない所で人や物の気配を感じることとなり、気持ちが落ち着かず、集中力が続かないらしいのです。神経が緊張状態となり、不安を生じやすくなるとか。。
■ようやく見つけた最高のレイアウト■
そうこう試行錯誤するうちに最も最高なレイアウトを見つけました。
それが、冒頭でも紹介したこちらのデスク配置です。
まず、照明や日光による光が自分の前方にあることで、ビデオ会議でも顔が明るく写ります。真正面に直射日光が刺さるわけではないので眩しくもありません。
そして、自分の背後が壁なので、部屋の様子が映り込むこともありません。背景画像をわざわざ設定しなくても大丈夫です。
さらに、ドアが自分の目の届くところにあるので、無意識に余計な気を使うこともないのです。
この配置だと、自分の横にある窓を少しだけ開けられるので、気がついた時に換気でき、うまいこと気持ちのいい風が入ってきます。
私はさらに、デスクの正面に観葉植物を置いています。目の前にグリーンを置くことでリラックス効果を高めるためです。無意識にグリーンが目に入り気持ちよく仕事ができて気に入っています。ベランダの横で光が入るので植物が日光不足で枯れることもありません。
■まとめ■
いかがでしたでしょうか。デスクの位置を工夫するだけで、お金をかけずに簡単に在宅ワークの環境を整えることができます。
結構効果ありなので、ぜひお試しください！
