私たちの結婚式は親族のみのアットホームな感じなので、
席札やウェルカムスペースなどできる限り手作りして、
少しでも日頃の感謝の気持ちをこめおもてなししたいと思い
不器用ながら小物づくりを頑張りしました。
苦労したのが、Pinterestやインスタグラムで参考イメージを調べて見ると
洋風の飾りつけアイデアはたくさんあるのですが、
意外と和風の飾りつけのものって少なくて
自分で試行錯誤する必要があったことです。
100均に行って和の素材を見て折り紙や和柄の布テープなど
使えそうなものは手あたり次第購入してイメージを膨らませていきました。
■席札
席札は和柄の折り紙で祝い鶴を折り、
ゲストのお名前を手書きした厚紙を貼り付ける形にしました。
■ウェルカムスペース
ウェルカムスペースには、
新郎新婦の小さい頃からの成長の記録を簡単にボードにコラージュしたもの、
写真立て、記念日に作っていた二人のアルバムを置いて
つまみ細工でつくった花や鶴で飾りつけしました。
フォトフレームやイニシャルマークにはダイソーで見つけた
和柄の布テープを貼り付けました。
ウェルカムスペースのセッティングは前日に持ち込んで行いました
■ウェルカムボード
見事な鶴の絵は桜閣苑にちなんで昔絵画教室に通っていた主人が描きました。
両家の家紋が入った披露宴案内のボードは、私が文字を書き、
その上に主人が切り絵で作った家紋を貼り付けてつくりました。
■ボールブーケ
白無垢、色打掛に合う持ち物を作りたくて、つまみ細工に初挑戦しました。
つまみ細工は全くの初心者ですがYouTubeにわかりやすい説明動画があったので
見様見真似でつまみました。
材料は最初は練習もかねて百均で布、ピンセットなど必要最低限を購入し、
慣れてきたところで布を切るカッター・マット・紐など必要なものを
ユザワヤ、パンドラハウスなどで揃えました。
一越ちりめん布が高級感もあって本番用にはいいなと思ったので、
パンドラハウスでハギレ5つで300円のセールの時に大量購入。
一日一輪咲かせるのを目標に毎日仕事終わりにつまみ続けました。
結婚式の1週間前にようやく完成。
苦労したかいもあって写真映えする素敵なボールブーケができ大満足です。
■芳名帳
親族のみだったので芳名帳はいらないかなとも思ったのですが、
万が一コロナ感染者が発生した場合すぐ連絡できるようにすることと、
今後年賀状などの挨拶状も送りたいので作ることにしました。
芳名帳はいいサイズのものを探して数件まわり、
東急ハンズオリジナルのアルバムがちょうどよかったのでそちらを使用しました。
hands.netカードのほうは鳥獣戯画図をもじったフリー素材があったので
そちらを利用してPowerPointで手作りしました。
■兄弟・祖父へのプレゼント
父・母へは感謝の贈り物を用意していましたが、
小さい頃からかわいがってくれた大好きなおじいちゃん・兄姉にも
お礼の品を用意したいと思い、手作りプレゼントを用意しました。
フレームはダイソーで購入し、思い出の写真とともに
事前に下鴨神社で購入していたお守りとハンドクリームを入れました。
(そのまま入れると寂しいので飾りつけとして
つまみ細工の余りの花をいれて華やかにしました)
できあいのものを購入すれば簡単・楽に済むものでもあえて手作りすることで、
苦労もあっただけに結婚式当日の喜びもひとしおでした。
披露宴の歓談中にも手作りの品々のことが話題に上がり、
喜んでいただけたようで本当にうれしかったです。
作成に2か月以上かけたものから前々日に急いで仕上げたものもありますが、
ゲストの喜ぶ顔を想像しながら準備するのはとても楽しく有意義な時間でした。