ようおまいりでした。

旅の記録や日々感じたことを自由気ままに夫婦で綴っていきます

【京都・三重・滋賀ドライブ⑤】日本武尊が御祭神の近江国一之宮 建部大社を参拝!その二


前回の記事に続き、
建部大社の境内には見どころがいっぱい!
拝殿にてお参りした後、見どころスポットを見ていきます。

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こちらの水琴窟。
耳を近づけると心地よい音が響いていました。
備え付けの竹筒を使うと
しずくが落ちそこから派生する心地よい響きがいい感じに聞こえました。

水琴窟の隣にあるのが「源頼朝公の出世水」!
源頼朝が伊豆へ流される途中、こちらの建部大社に立ち寄りご神水を飲み、
源氏再興を一夜通して祈願したと伝えられています。
その願いが後に成就したことから頼朝公の出世水と呼ばれるようになったのだとか。

今回初めて知ったのですが、
地下100mのところにある水脈から涌出する
自噴式井戸のことを「エンコ」と呼ぶそうです。
エンコより自噴する御神水がとめどなく湧き出ていてなんとも神秘的。
横にある蛇口から手持ちの容器に汲んで帰れるみたいです。

こちらは婚儀殿。
マスクをしていてお顔はよく見えませんが、
シャキッと姿勢の良い狛犬が出迎えています。

右の狛犬の横にはいかにも古そうな昔の手水舎がありました。
享保21年(1736年)と書かれているので江戸時代に奉納されたものですね。

本殿・拝殿周りを囲うようにして並んでいる建部大社の摂社・末社。
本殿を挟んで反対側にもあります。
こちらにある一番奥にあるのが日本武尊の父母である景行天皇、皇后が祀られ、
そしてその隣は日本武尊の家臣も祀られています。

こちらは古くからご利益があるとされるパワーストーン「願い石」。
初穂料1,000円をおさめ、願い石を持ち帰り願い事を石に書き込み、
朝夕願掛けします。願いが成就したらこちらにお返しするそうです。

たくさんの方が願いがかなったのか願い事が書かれた石が
たくさん置かれていました。
願い石の隣には赤ちゃんが生まれて100日目に行う
お喰い初めで用いる石もありました。

お次は本殿の裏手へと歩を進めます。

個人的にとても印象に残っているのがこちらの菊花石。
本殿裏の柵の間から覗くとそこには本当に菊の花に見える石が!
自然にこんな美しい文様ができるだなんて不思議!

権殿裏にはさざれ石がありました。

本殿・権殿の屋根を見ると徳川家の葵の紋が!

鎌倉時代に奉納された石燈籠。
元寇でモンゴル帝国が日本へと襲来した時の騒ぎから、
国家安泰を願い奉納されたものだそうです。

こちらは建部大社の絵馬所。
かわいらしい日本武尊が描かれた普通の絵馬もあるのですが、
ぷっくりとかわいらしい貝の内側に願い事を書いて絵馬所にかけるという
珍しい貝合わせの絵馬があります。

本殿・権殿を挟んだ反対側の摂社・末社。
こちらには日本武尊の奥さんと御子・家臣が祀られていました。
日本武尊を見守るように両親や妻・御子そして家臣の摂社・末社が
配置されていて家族や臣下とのつながりを感じなんだかほっこりしちゃいます。

立派な伊勢神宮の遙拝所もありました。

遙拝所横には建部大社の摂社があります。
こちらは武富稲荷神社。

縁結びのご利益として古くから厚い信仰があるという大野神社。
建部大社がこの地に祀られる以前からこの地域の地主神として
まつられていた神社なのだそうです。

境内内にあるお庭・池も苔むした感じがいい感じです。

池の横で存在感を放つ大燈籠。

神門横にある社務所にて御朱印をいただきます。

日本で初めて作られた千円札に日本武尊と建部大社が描かれていたそうです。
発行部数が少なく幻の千円札と言われているのだとか。

見どころ満載の素敵な神社でした。

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お次は日吉大社近くの芙蓉園さんで遅めのランチをいただきます。