ようおまいりでした。

旅の記録や日々感じたことを自由気ままに夫婦で綴っていきます

【奈良ドライブ⑧】奈良・吉野にある日本最古の水神を祀る丹生川上神社三社巡り 上社

前回に続き丹生川上神社の三社巡りへ。

 

youomairi.com

吉野川に沿って上流の方へと向かっていきます。

道中アマゴ釣り堀の看板がありました。
井氷鹿(いびか)の里という場所で
アマゴ釣りやつかみ取り、バーベキューなんかもできるんですね!

www3.pref.nara.jp

大滝ダムが見えてきました。
ダム沿いに先へと進みます。

この日は天気も良くツーリングをされている方もたくさんいました。

道の駅の先にあるトンネル前を左に曲がります。


トンネル前を左に曲がった先の道を少し進むと到着!
黄色の旗が目印です。
山が目の前に見えてかなり標高が高いところにやってきました。

駐車場は第一・第二・第三と複数あります。
あまり階段上りたくないという方はこちらの第三駐車場より上にある
第一駐車場にとめることをおすすめします。

こちらが第二駐車場。

上社の鳥居。
御祭神である高龗大神の文字が。

丹生川上神社の上社は元々はもう少し標高の低い
現在のおおたき龍神湖の場所にありましたが、
大滝ダム建設により水没してしまうため、
1998年3月に現在の場所に遷座したそうです。
なので社殿などは比較的新しいです。

階段を上って左手にある手水舎で身を清め拝殿にて参拝します。

上社拝殿。
狛犬ではなく神馬が両側にたっています。

上社の主祭神は水・雨を掌る高龗(たかおかみ)大神。
祈雨・止雨の神として奈良時代から朝廷や国の人々から厚い信仰があり、
干ばつで雨乞いの際には黒い馬を、
長雨が止むのを祈る際は白い馬が奉納されていたとのこと。
(のちにこの風習が絵馬奉納に転じたそうです。)
相殿には大山祇神(おおやまつみのかみ)、
大雷神(おおいかづちのかみ)が祀られています。

拝殿に掲げられている額に書いている「神雨霑灑(しんうてんさい)」の文字は
神の雨がうるおしそそぎ、恩恵をほどこすという意味だそうです。

拝殿の右脇には旧境内にあった樹齢600年にもなる杉の神木の
幹の一部がありました。

拝殿右手にあるこちらは平安時代の祭場跡を復元したもの。

拝殿左手には2014年に天皇皇后両陛下をお招きして
行われた「全国豊かな海づくり大会」にて
アマゴやアユを放流する際に使用された御放流台が記念に残されていました。

拝殿左手奥には末社があります。

参拝を終え、授与所にて御朱印をいただきます。

三社巡りの御朱印

御朱印をいただいたあとは、元々の社殿があった場所を遙拝できる
インスタ映えもしそうな場所で写真撮影!

遙拝所からの景色は絶景です!

標高も高く空気が澄んでいて絶景も拝める丹生川上神社上社。
とっても癒されました!
次は中社へと向かいます!