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【書評】#8 AI分析でわかったトップ5%社員の習慣 著:越川慎司

仕事ができる人の共通点がわかる本

AI分析でわかった トップ5%社員の習慣

AI分析でわかった トップ5%社員の習慣

  • 作者:越川慎司
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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 会社の中で突出したパフォーマンスを出す「トップ5%」の社員の共通点について書かれています。
興味深いのは、1万8000人の行動や発言を記録し、AIで分析したというところ。

早速何個かご紹介。

■5%社員の98%が目的のことだけを考える
過程よりも結果を大事にする。
プロジェクトが失敗に終わったときに5%社員と、残りの95%社員で反応が明確に分かれたと言います。
95%社員は「失敗してしまったけど頑張ったしみんなとも協力できたからよかった」と考え、
5%社員は「やれることはやったつもりだけど、失敗したということはどこかに原因があったのだ」と考える傾向が強いよう。
5%社員が大切にしているのは達成感。目標を自分で設定し、最短距離で達成しようとする。失敗したら何が悪かったかのかを分析し、次に繋げ達成しようとするということですね。

■5%社員の68%が常に「ギャップ」から考える
目標を設定した後に、「今月やるべきこと」「今週やるべきこと」「今日やるべきこと」を明確にしている。
目標から逆算して、やるべきことを考えるということですね。
目標設定やこの辺の手順をきちんと立てられる人になりたいものです。

■5%社員の思考「結果は全て準備で決まる」ことを理解している
仕事の緊急度、期限内に終えれば良いもの、その優先順位を理解して、しっかり準備しています。5%社員以外は、軌道に乗ってくると雰囲気の良さだけで「何となく」進めがちのようです。自分の弱みを理解し、しっかりと対策を立てて臨む人が仕事で成果を上げられるのでしょう。

2・3個目は私が実際に社長職・所長職の人とお会いしたときに、「これだけは意識している」と言っていた内容と被ります。
仕事では「常に目標から逆算して、準備する」ということを意識したいですね。

他にも5%社員の習慣やよく言う発言、ルーティンなどが記載されています。
真似してみるだけでも段々と仕事がうまくいくかもしれません。
「AI分析でわかったトップ5%社員の習慣」のご紹介でした。