本殿へおまいりしたのでいざ!足つけ神事へ!
入り口は楼門横にあります。
お供え料300円を入り口で納めて靴を脱ぎます。
御手洗側の水はくるぶしよりも上にくるので、ズボンなどの方はくるぶしよりも数センチ上まであげておくことをおすすめします!(まくりがたりず濡れている人結構いました!まぁ夏の暑さですぐ乾いちゃうからいいかって人はそのままGo!)
少し進んで献灯用のろうそくを受け取ります。
ろうそくは火をつけやすいように手持ち花火のような細い棒に刺さっています。
普段通ることのできない輪橋(そりはし)の下をくぐれるなんてなんて貴重な体験!
いざ!入水!
座れるところもあって多くの人が涼んでいます。
石が足裏をいい具合に刺激してくれて気持ちいいです(笑)
献灯するべく御手洗池を進みます。
台の上に用意されている種火からろうそくに火をともして献灯し、無病息災を祈り手を合わせます。
献灯し終えたら池から上がり、テントを張って下さっているので足をふいてひと休み。
いつもお守りや水占いの用紙をいただける社務所はみたらし祭仕様に変わっていました。
こちらに用意されている石は「かんむしふうじの神石」といって、御手洗川で採れた黒石を神石として毎年取り替えることで厄除け、赤ちゃんの夜泣きに効くとされているそうです。
井上社(別名:御手洗社)の前の水が流れる木箱の中には足つけ神事ということもあって「無病息災」と書かれた足の形をした祈祷木が奉納されています。
井上社は井戸の井筒の上に祀られたことから井上社と呼ばれるようになったそうです。
御手洗池の底から自然に吹き上がる水泡をかたどったのがみたらし団子の発祥とされていて、社殿の前にはみたらし団子が奉納されていました。
昔後醍醐天皇が御手洗池で水をすくったところ、泡がひとつ浮き、そのあと少し間を開けて4つの泡が浮き上がったという伝説から、こちらのみたらし団子は一つ目と残り4個の間が離れているそうです。また、1つ目が顔で残りは四肢を表すとして人の体を表現しているともいわれています。
井上社前を抜けると水みくじのための川ができていました。通常は御手洗池に浮かべますが神事の時限定の川で行う水みくじもなんだかいいですね。
朱色の鳥居横に水みくじの受付があります。
今回足つけ神事を初体験でき、身も心も涼やかに清められて、夏の空のように晴れやかな気持ちになりました。
足つけ神事は開催期間中夜の8時まで行われているので、いつかまた雰囲気の違った夜の足つけ神事にも参加したいなと思います。