夫婦ともに大好きでもう何度も訪れている下鴨神社。
以前も6月に加茂社両社に梅を奉納する「梅の日」と知らずに参拝し紀州の梅干しを頂いたのですが、今回は平安時代から続く京の夏の風物詩「みたらし祭」が開催されていました!
昨年はコロナの影響で中止されていたそうですが、
今年は感染症対策を行いながら7月22日~8月1日(土用の丑の日の前後5日間)までの午前9時~午後8時の間開催されています。
糺の森にはお祭りということもあり、足元を照らす涼やかな色合いの灯篭が道に設けられていました。夜光が灯ると綺麗だろうなー。
楼門前には納涼市が行われており、下鴨神社周辺の有名どころのお店が出店していました。
本殿のほうへ向かいます。舞殿にも提灯が飾られお祭り風情がありますね。
まずは中門をくぐり本殿へお参りします。
言社という十二支を守る神様が祀られている7つの社殿のうち自分の干支の社にお参り。
そして本殿に向かい拝します。下鴨神社の本殿は西と東の二つに分かれており、東本殿に安産・子育ての神様である賀茂玉依媛命、西本殿に賀茂玉依媛命の父にあたる神様で厄除け・開運の神様である賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)が祀られています。
中門の裏で8月6日に行われる夏越祓(矢取神事)の神事で池に流し無病息災を願うのに使われる人形を受付中との看板を見つけ早速やります!
自分の名前・年齢を人形に記入し、自分の体に擦り付けふっと息をかけることで、
自身についた罪や穢れを人形に移します。
夏越祓(矢取神事)は下鴨神社の御祭神である賀茂玉依媛命が川遊びをしていると一本の丹塗りの矢が流れ着き、それを持ち帰って寝所にお祀りしたところ懐妊し、上賀茂神社の御祭神でもある加茂分雷神を生んだという伝説にちなんだ神事だそうです。
1本の矢が御手洗池に立てられ、奉納された厄除けの人形が流されると裸になった氏子の男性陣が一斉に池に飛び込み屋を奪い合うという神事が行われるのだそう。
夏越の祓といえば茅の輪くぐりのイメージですが、茅の輪以外の方法を初体験できました。
本殿へのお参りも済んだところでいよいよみたらし祭の足つけ神事にいってきます!
その二に続く。