わたくし、この度、
全国47都道府県の「一の宮巡礼」を行うことを決意しました!!
みなさんは、
神社における「一の宮」という言葉をご存知でしょうか?
一の宮とは、
平安時代から鎌倉時代初期にかけて整備された神社の「社格」のことです。
諸説ありますが、朝廷や国司が特に指定したものではなく、諸国において由緒の深い神社や、信仰の篤い神社が勢力を有するに至って、各国ごとに神社に序列が生じ、その結果、低い順から、四の宮、三の宮、二の宮、そして最上位を「一の宮」として順位がつけられました。
要は「一の宮」とは昔の一国内で最も序列の高い神社を示します。
例えば、大和国(奈良県)の一の宮は「大神神社」です。
このように、47都道県全部巡って参拝し、全国の一の宮の御朱印をいただくのが全国一の宮巡礼です。
ちゃんと、全国一の宮巡礼用の御朱印帳もあります!
ページを見て行くと、1ページに1箇所、専用の御朱印をいただくようになっています。
一の宮は全部で110ページありました。だから、これから110箇所の神社を巡ることになります。
ん、47都道府県だから、47じゃないの?
数が異なる理由は、二つ。
明治時代に制定された廃藩置県以前の日本列島における各国と、現在でいう県とは、多少異なります。全国一の宮巡礼といっても、一の宮は県ではなく昔の国ごとに制定されています。
例えば、現在の大阪府の一の宮は一つではありません。
それは、和泉国、摂津国、河内国と三つの国にまたがっているためです。
さらに、時代の変遷とともに信仰の篤い神社、その力関係に変化もあったようで、一国内に複数の一の宮が存在することもあります。
例えば、摂津国は、「坐摩(いかすり)神社」「住吉大社」と二つあります。
一の宮は土着の神として最も崇敬された神社が大半です。
一の宮の神社に祀られた神様やその神社のご由緒、そしてその国々の文化を知りつつ、
津々浦々旅をして、いつの日かこの御朱印帳を完成させたいと思います。
今後、一の宮巡礼を逐次アップしていきたいと思います。
よろしくお願いします!