ようおまいりでした。

旅の記録や日々感じたことを自由気ままに夫婦で綴っていきます

【京都グルメ録】京都の老舗味噌汁専門店・志る幸でいただく利久辨當🍱

京都にいくとついつい食べたくなり、
すでに何度もリピートしている志る幸さんの利久辨當。

志る幸さんは1932年(昭和7年)創業の老舗味噌汁専門店で、
体に染み渡る本当に美味しいお味噌汁がいただけます。

お店は四条河原町の裏路地にはいったところすぐにあります。
ノスタルジックな写真映えスポットとしても
よく観光雑誌でも取り上げられている喫茶ソワレさんの近くです。


名物はこちらの利休辨當。

お昼時で中の席数も限られるので心配しながら訪れると
ちょうどまだ誰もおらず私たちだけ!やった!
三条・五条大橋に見立てたという机や屋号の表札がいい感じです。

カウンター前のお座敷は能舞台を模しているんだとか。
初めてはいったときは京都らしさを味わえる内装に感動しました。
志る幸さんを初めて知ったのは、
大学生時代に読んだ「きょうは会社休みます。」という漫画に登場したのをみて、
食べてみたくなり、京都にいる友人を訪ねた時に初めて訪れました。

名物の利久辨當を注文。
お味噌汁は基本は白味噌のお豆腐ですが、
自分の好みに合わせて具や汁の種類(赤味噌・すまし)を変えることができます。
味噌汁の具は壁にかかった具材の中から選べます。
「出汁がにごらないように」という想いから
具材の文字から濁点が省かれているそうです。

私はいつも人気のおとしいもに変更していましたが、
今回は初めて基本のお豆腐でいただきます。
漫画ではなめことお豆腐という合わせ技も登場してました(笑)
いつかトライしてみたい(*'▽')

これぞ京都~って感じるこだわり抜かれたお出汁が体に染み渡ります。
香川もお味噌汁は白みそベースなので懐かしさもあります。

名物の利久辨當は扇形にきれいに盛られたかやくご飯に、
5品のおかずがついてきます。
量が少ないと感じるかもしれないですが、
お出汁のうまみ効果ですごく満たされるので気づくとおなか一杯に。
個人的にここの奈良漬めちゃくちゃ好き!

主人はいつもお気に入りの鱧に変更。
京都の夏といえば鱧ですよね!



利久辨當はお昼でも夜の時間帯でも頼むことができます。
一品料理もどれも美味しそう!


ちなみにこちらが以前10月に訪れた時のおとしいものお味噌汁。
志る幸さんに来るまでお味噌汁にとろろをかけるという発想がなかったので
斬新だしこれが本当に美味しい!


大事な人と京都に来たらぜひ一緒に訪れたい私のお気に入りのお店です。


 

shirukou-kyoto.jp


≪おまけ≫

GW最終日のこの日は快晴!
鴨川沿いのお店では早くも川床が始まっていました。